土壌調査は何のために必要か

土地が汚染されている可能性を知る

土地を売るときには土壌調査を

土壌からガスや地下水を採取して分析し、その土地に汚染物質が含まれていないかどうか調べることを土壌調査と言います。

2003年に土壌汚染対策法という法律ができて以来、土地を売買する際には土壌調査を実施することが多くなってきました。これには、民法上定められている売主の瑕疵担保責任が関係してきます。民法では、売買された土地に隠れた瑕疵(欠陥)があり、買主がこれを知らなかったために契約した目的を達成できない場合には、買主は契約の解除や損害賠償を請求できる旨定められています。

土壌汚染もここで言う瑕疵にあたりますから、土壌汚染をそのままにしておけば売主は瑕疵担保責任を負うことになってしまうかもしれないのです。

過去の土地の利用状況にも注意

土壌調査の必要があるのは、有害物質を扱っている施設のみとは限りません。

過去にその土地に有害物質を扱っていた施設があった場合や、近隣にそういった工場があった場合には、土壌が汚染されている可能性があります。また、その土地を造成したときに持ってきた客土に汚染物質が含まれていることもあります。その土地の過去の利用履歴を調べることにより、土壌汚染の可能性を知ることができます。

土壌汚染について心配な場合には、土壌調査や土壌浄化を専門に行っている業者に相談しましょう。